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May 2019

つれづれに書いてみました....スムージー


                      ナチュラルフードクッキング


絵本の世界
それは、年を重ねても心を白紙にしてくれる世界です。

絵本は小さな子どものたちだけの世界ではありません。

子どもたちが読んでいる絵本の中には、
大人たちが忘れかけていた、優しくて思いやりのある心を呼び起こしてくれる
言葉や風景があります。

読んでいると、ほっこりとした気持ちになります。
読んでいると、別の世界に引き込まれることもあります。
読んでいると、最後に熱い涙が頬を伝います。

最近、絵本を書いてみました。
流れていく情景の中で、目頭が熱くなったのを覚えています。
短いストーリーなのに、絵本の世界に引き込まれました。

その余韻が残ったまま、
一杯のスムージーを口にしました。

心が洗われたなら、次は身体の中のサビも洗い流さなければいけません....

今日はグリーン野菜&アボカドで、ほのかなバナナ味に仕立てました。
上に乗っている赤い実は...実はプチトマト
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つれづれに書いてみました...ラタトュユ


                      ナチュラルフードクッキング


これから夏に向って、野菜は真夏の太陽の光を浴びて、ぐんぐんと成長していきます。

トマト ナス きゅうり ピーマンなど、温室で育った野菜よりも味はとても美味しくなります。

フランスの有名なお料理で「ラタトゥユ」というのがあります。
もちろんこのお料理は、鶏肉や魚などを入れて、濃厚な味にして喜ばれています。

ここでは塩麹だけで、「ラタトュユ」を作ってみます。
赤いトマト、緑のピーマン、紫のナス、それに玉ねぎを加えて煮ていきます。
お鍋の中は、野菜から出る水分だけなのですが、
塩麹と上手く絡まって、一つ一つの野菜の味が生かされていきます。

出来上がりは、野菜のすべての味が凝縮されています。

野菜の中にも相性があります。
「相性の良い野菜と相性の悪い野菜」
これは人間の社会においても同じことが言えます。

「ラタトュユ」は、他にもズッキーニやパプリカなども入れて、
夏野菜の味をもっと引き出すこともできます。

お鍋の中では、相性の悪い野菜でも塩麹という調味料が脇役となって
他の野菜と絡みながら、絶妙な「和」の世界を作っていきます。

相性が悪い人がいたとしても、誰かが脇役となってお鍋の中にいるすべての人を
一つにして、成功に導いていくことはできるのです。
そんな力ある人が一人いれば、その場は柔らかな雰囲気になり、
お鍋の蓋を開けてみると、全ての人が生かされているのがわかります。

お野菜も人も、脇役の絶妙な味で仲良くなっていけるのです。

これは、「令和」の時代には、大切なことかもしれません。

「ラタトュユスパ」を作ってみました。

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つれづれに書いてみました....タンザニアから

 
                       ナチュラルフードクッキング


タンザニアの友人からメールが届きました。

ハロー!
元気にしていますか。
今私は、病気で苦しむアフリカの子どもたちの支援のために頑張っています。
君も一緒にやりましょう!


10年前に、パソコンメールで「ハロー!」と書いた一言で、
このような返事が返ってきました。
「僕は、パソコンがほしいです」

「あなたにあげるパソコンは持っていない。」
「でも、あなたに読んでほしい本があるので送りましょうか。」

その時彼は、クライアントに支えられて大学で勉強をしていました。


一枚の写真が、送られてきました。
広大なアフリカの茶畑で、家族みんなで農作業をしている光景でした。
暖かい雰囲気のご家族でした。

お母さんの手作りのご馳走を囲んで、
笑顔いっぱいで食べている様子は、日本の食卓と同じでした。

アフリカの大地にも、赤や緑のお野菜がたくさん生って、
子どもたちが喜んで食べてくれている様子を、静かに想像してみました。

お野菜作りは、「土」がとても大切です。
鈴生りのお野菜が実をつけているアフリカの大地、
そんな日が来ることを祈りたい。

アフリカの子どもたちの未来のために...

   お野菜ごはん
 ご飯の上からたっぷりのお野菜、ドレッシングをかけて...

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つれづれに書いてみました....夕暮れ時の野菜

                      ナチュラルフードクッキング

家の裏が小高い山になっています。
この辺りは、ちょっとした田舎の雰囲気があります。
 
夏になると、それがわかります。

オニヤンマが庭の小さな木に止まりました。
「えっ...オニヤンマ でっけえなぁ」
そう、本当に大きなオニヤンマがいたのです。

今の時代に、オニヤンマと出会えるなんて、信じられないです。
でも、目の前に止まっているのです。
じっとしています。

「大きい..本当に大きいわ」

山の裏に川はないはずですが、
どこで卵を産んだのでしょうか。

でも、今年は新たな生命に、出会えませんでした。

小さかった頃、祖父の田舎で出会ったことがあります。
祖父の家の前には、大きな川があり、
夏になると、岩の中にサワガニが隠れているのです。
サワガニを夢中で捕る時間が楽しくて。

そんな時、オニヤンマは川の隅に生えていた
ツユクサに止まって、じっとしているのです。

ふと、オニヤンマの目が睨んでいるようにみえて、
カニ捕りをやめて、急いで川から出ていきました。

やはりオニヤンマは大きかったです。
オニヤンマの目は、ギロッとして、大きかったです。

夕暮れになると、
稲穂が、風に揺れています。
茄子やトマト きゅうりやかぼちゃたちの自然な野菜のいい匂いが、
辺りの畑の中に漂っていました。
今日一日で、どれだけ熟れたのでしょうか。

太陽が山の中に沈んでいく夕暮れ時の田舎の風景は、
心を落ち着かせてくれるものです。

 田舎を思い出して、裏庭で採れた渋柿で作りました
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つれづれに書いてみました.....牛蒡(ゴボウ)


                      ナチュラルフードクッキング


人は息をしている。
だから、生きている証拠です。
息をしなくなったら、宇宙の中に溶け込んで、次の生のチャンスを待ちながら、
じっとしているのかもしれません。

生きている時、
二つの息を感じています。
一つは身体が息をしています。
もう一つは、心が息をしています。

生きていくためには、身体が息をしていないといけません。
でも、毎日を生きていくためには、
瞬間に変わっていく心の息を感じなけれないけないと思います。
自分の心の息を感じながら、
私自身ではない人の心を感じて、生きていかなければなりません。

人は、一人では生きていけないのです。
だから、相手を想う心を自分の心の中で育てていこうとする心が大切なのです。

やはり、人は心....

ゴボウはお野菜としてのイメージが暗いのに、土がついて地上に出てきた時は、
ちょっと土だらけて、笑えないです。
でもゴボウは筑前煮やきんぴらだけではなく、使い道は多様性に富んでいるのです。

人はイメージだけでは、心の中までは見えないものです。

ゴボウを使って、ハンバーグを作ってみようと思います。
皆さんに喜んでいただこうと、相手の心を感じてみると.....

ハンバーガーが出来上がりました。


高野豆腐&ゴボウのバーガー
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つれづれに書いてみました.....葱(ネギ)


                        ナチュラルフードクッキング

白ネギは、大好きな野菜の一つですが、
「白い部分は美味しそうだけれど、太すぎて煮炊きをするしかなくて」と、
愚痴をこぼしながら、それが悩みの一つだと言われた。

なるほど、確かにネギは生で食べるのが得意な日本人でも、
太くなるほど、生では食べづらいものです。

「カルパッチョ」ってご存知でしょうか。
本来は、イタリアの代表的なお料理です。
生の肉や魚介類を、オリーブオイルやレモンそしてスパイスなどを加えて
和えたものです。
この「和えた」という言葉は、何となく日本料理の「和」の習いから、
上手に材料が絡み合ったという一品(ひとしな)を想像します。

そして、太いネギをカルパッチョ風に仕上げてみました.....
食卓にお野菜のイタリアンが、花を添えました。

ナチュラルフードのお野菜料理は、いつも人に例えたくなります。
太いネギを10cm切ってみても、味気なく終わってしまいがちですが、
イタリア風に変えてみると、
味わったことのない太ネギに変わることができました。

私たちも「何々風」と、生活空間を変えれば、
新しい自分を発見することができるのではと思いました。


このお野菜料理は、皆さんに喜んでいただきました。

          ネギのカルパッチョ風サラダ
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イメージ 5に掲載中  http://connect-gohan.jp/




つれづれに書いてみました.....根菜


                        ナチュラルフードクッキング


新しい時代に入りました。

「令和」

万葉集から引かれた言葉と聞いていますが、深い知識もないので、この言葉の意味と
これからの人生にどのように寄り添っていこうかと、日々考えています。

ナチュラルフードコーディネーターとして、お野菜本来の味を生かす、
美味しくてヘルシーな野菜料理を、毎日考えることがとても楽しいです。
お野菜には、いつも太陽を浴びながら育っていくものと、
反対に暗い土の中で実をつけるものとがあります。
例えば、にんじんやごぼうなどですが、食べられる頃にやっと顔が見られるのですから、
明るい太陽に出会って、初めて「こんにちは」と声をかけられます。

ずいぶんと我慢をして、土の中で頑張りましたね。
きっと、土の中のすべての栄養をたくさん吸収して、美味しく育っているはず.....

そんなあなたが愛おしく思います。

これは人間も同じことだと思います。
人は見えないところで、一生懸命に努力ををしようとしています。

土から出て来たにんじんは、すべて顔が違っています。
それでいいのですよ。

にんじんとして同じものはないから....そう、人として同じ人はいない。

          にんじんのお焼き

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